放置した柿の木に「実が取れない・落ちた実が腐る」が起きる理由
「実家の柿の木が、気づいたら2階の屋根より高くなっていた」。
川口市でお庭のご相談を受けていると、こういうお話をよく聞きます。
親御さんが元気なころは毎年実をもいでいたのに、手が回らなくなって数年。
そのあいだに木はどんどん上へ伸びていきます。
困るのは高さだけではありません。
柿の花芽は枝の先のほうにつきやすいので、放っておくと実がなる場所が年々上へ、外側へとずれていきます。
脚立をかけても届かない。
届かない実は採られないまま熟し、最後は地面に落ちます。
そして落ちた実は、踏むと滑る、腐ると虫が寄る、お隣の敷地や道路に転がっていく。
空き家になった実家ではとくに、誰も拾わないまま秋が過ぎてしまうことも少なくないんです。
「柿の木 放置 剪定」で調べている方の多くは、たぶん「とにかく低くしたい」と思っているはずです。
その気持ちはよく分かります。
ただ、何年も放置した大木の場合は、低くするやり方にコツがあります。

放置した柿の木の剪定は、一度に切り詰めず数年かけて高さを下げる
よくあるのが「一回でバッサリ、手の届く高さまで」というご依頼です。
気持ちは分かります。
でも、私たちはあまりおすすめしていません。
理由は2つあります。
ひとつ目は、太い幹を一度に大きく切ると、切り口のまわりから勢いのある枝がたくさん伸びてきやすいこと。
結局翌年にはまた枝だらけになって、かえって手がかかる。
現場ではこの流れをよく見かけます。
ふたつ目は実の話です。
花芽は枝先寄りにつくので、先端をまとめて落とすと、その年から数年は実がほとんど採れなくなるかもしれません。
そこで、数年かけて段階的に下げていきます。
進め方は木によって変わりますが、考え方はおおむね次のとおりです。
1年目:いちばん高い幹を下げて、混み合った枝を抜く
まずは一番背の高い幹や、屋根・電線・お隣の方へ向かっている枝から手をつけます。
全体を均等に短くするのではなく、「問題になっている部分を優先して、太い枝を根元から抜く」のが基本。
内側で絡んでいる枝も整理して、木の中に光と風が入るようにします。
2年目以降:伸びてきた枝を見ながら、少しずつ目標の高さへ
翌年は、前の年に切ったところから出た枝のうち、残す枝と抜く枝を選びます。
これを繰り返して、脚立で手が届く高さまで少しずつ寄せていく。
急がば回れ、です。
切る時期は、葉が落ちたあとの12〜2月が本剪定の適期になります。
8月に強く切ると実が落ちてしまうので、夏のうちは手を出さないほうが無難です。
時期の詳しい話は柿の剪定時期の記事でまとめていますので、ここでは繰り返しません。
自分でやって失敗するケースで多いのが、脚立の上でノコギリを使って、切った枝の重さで体を持っていかれること。
太い枝が落ちる向きは読みにくいものです。
手の届かない高さの枝は、無理をしないでください。

写真を送っていただければ、無料でお見積りします
お庭の木や生垣をスマホで撮って、LINEで送ってください。写真を見て、作業の内容と概算をお伝えします。
落ちた柿の実の掃除と、お隣・道路に落ちる前にやること
柿の実が落ちる時期の掃除は「こまめに・まとめて捨てない」
柿の実が落ちる季節の掃除は、正直なところ地味で大変です。
熟した実は柔らかく、踏むとつぶれてぬるっと滑ります。
玄関先や勝手口の通り道に落ちていると危ないですよね。
放っておくと腐って、においが出て虫が寄ってきます。
掃除のポイントは次のとおりです。
- 落ちたら早めに拾う(つぶれる前のほうがずっと楽です)
- つぶれた実は、ちりとりですくってから水で流す
- 袋に入れたら口をしっかり縛り、収集日まで日の当たらない場所に置く
- 通り道の真上にある枝の実は、熟しきる前に採ってしまう
空き家の場合は、秋だけでも月に何度か見に行けるかどうか。
ここが分かれ目になる気がします。
お隣と気まずくなる前に
意外と盲点なのが、実が「どこに落ちるか」です。
枝がお隣の敷地や道路の上まで張り出していると、実はそちらに落ちます。
お隣の駐車場の車の上や、通学路の歩道。
拾うのはお隣の方になってしまう。
苦情を言われてから動くより、先に手を打っておくほうが関係はこじれにくいと思います。
- 張り出している枝を、次の冬の剪定でいちばん先に切る
- それまでの間は、張り出した枝の実を早めに採っておく
- お隣にひと声かけて「今年の冬に切ります」と伝えておく
実際、「先に声をかけておいたら、お隣が落ちた実を気にしなくなった」というお話はよく伺います。
剪定の予定を伝えるだけでも、受け取られ方はずいぶん変わるものです。

川口市で植木屋さんに頼む目安と費用
ご自分で手を入れるか、植木屋さんに任せるか。
判断の目安は「脚立に乗って、両足が安定した状態で届くかどうか」です。
屋根より高い、電線に近い、お隣の方へ倒れそうな枝がある。
どれかに当てはまったら、プロに任せたほうが安全です。
費用は木の高さで変わります。
お庭の便利屋トムズの料金表(税込)から、柿の木に関係するところをまとめました。
| 柿の木の状態 |
作業 |
料金の目安(税込) |
| 3m未満(低木) |
剪定(柿・梅・桃などの果樹) |
1本 6,600円〜11,000円 |
| 3〜5m(中木) |
剪定 |
1本 13,200円〜22,000円 |
| 5m以上(高木) |
剪定 |
22,000円〜(要見積) |
| 手の届かない高さ |
脚立・高所作業車が必要な場合 |
+5,500円〜 |
| もう残さない場合 |
伐採(3〜5m/5m以上) |
16,500円〜33,000円/33,000円〜(要見積・抜根含まず) |
| 根も取りたい場合 |
抜根 |
+5,500円〜22,000円(サイズ別) |
何年も放置した柿の木は、5m以上になっていることも珍しくありません。
切った枝葉は私たちが回収して持ち帰りますが、量が多い場合は運搬・処分料(3,300円〜/量に応じて)を別途いただきます。
お見積りの段階で、運搬・処分料まで含めた金額をお出ししています。
ほかの業者さんに相談する場合も、処分費が見積りに入っているかは確認しておくと安心です。
「もう実はいらないから、いっそ切ってしまいたい」というご相談もあります。
それも立派な選択肢。
ただ、切ってしまうと元には戻せません。
実家の柿の木は思い出が絡むことも多いので、ご家族と話してから決めていただくのがいいと思います。
川口市とその周辺であれば、見積りは無料で伺います。
よくあるご質問
Q. 放置した柿の木を、一度で低くすることはできませんか?
物理的にはできます。
ただ、切り口から勢いのある枝がたくさん出たり、数年は実が採れなくなったりしやすいので、私たちは数年かけて下げる進め方をおすすめしています。
屋根や電線にかかっている枝など急ぐ部分だけ先に対応することはできます。
Q. 落ちた実が毎年たくさん出ます。剪定すれば減りますか?
高さを下げて手の届く範囲で実がなるようになれば、落ちる前に採れる量が増えます。
結果として、地面に落ちる実は減っていくはずです。
剪定した年は実そのものも少なくなります。
Q. 空き家で立ち会えないのですが、お願いできますか?
作業前に、どの枝をどこまで切るかを写真などで共有し、ご了承をいただいてから進める形でご相談ください。
お隣への声かけのタイミングも、あわせてご相談に乗ります。
Q. 柿の木に虫がついているようです。剪定と一緒に頼めますか?
はい。
柿の木にはイラガなどの毛虫がつくことがあります。
消毒は1本2,200円〜5,500円、毛虫・チャドクガの駆除は3,300円〜11,000円です(税込)。
虫の種類や出る時期は地域や年によって違いますので、見に伺ったうえでご提案します。
トムズの施工事例
川口市・柿の木の剪定
作業前
作業後
川口市にて、込み入っていた柿の木を剪定。
重なり合った枝を整理し、樹形と風通しを改善しました。
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