まず、依頼先には5つの種類がある
「剪定業者」とひとくくりにされますが、中身はかなり違います。
お庭の状態と目的によって、適した相手が変わります。
| 依頼先 | 得意なこと | 費用の傾向 | 確認しておきたい点 |
|---|
| 造園業者・造園会社 | 庭全体の設計・改修、大木や松の仕立て、石組みや植栽まで | 高め | 小規模な作業だと最低受注額の設定があることがある |
| 植木屋(職人・個人事業) | 庭木の剪定全般。 樹種ごとの切り方に慣れている | 中程度 | 技術に個人差がある。 廃材処分と保険加入の有無 |
| お庭の便利屋・何でも屋 | 剪定・草刈り・消毒・不用品処分をまとめて依頼できる | 中程度 | 庭木の専門作業をどこまで扱えるか、実績を確認 |
| シルバー人材センター | 低木や簡単な手入れ。 地域の高齢者会員が対応 | 安め | 対応範囲に制限があることが多い(後述) |
| マッチングサイト | 複数社の見積りを一度に集められる | 掲載業者による | 実際に来るのは登録業者。 誰が来るかは選んだあとに決まる |
庭木が数本、高さも手の届く範囲なら費用重視で選べます。
マツの仕立て、5mを超える高木、電線や隣家に近い木は、技術と装備がある業者に絞ってください。ここを費用だけで選ぶと、木が枯れる・事故が起きるリスクが上がります。
剪定ではなく、
伐採・抜根から防草シート・人工芝・コンクリート仕上げまでを含む庭工事・庭のリフォームをお考えの場合は、依頼先の得意分野がまた変わります。
工程ごとの進め方をそちらのページで整理しています。シルバー人材センターを検討する場合
「安く頼めるらしい」とよく挙がる選択肢ですが、向き不向きがはっきりしています。
料金と対応範囲の目安
料金は時給制または日給制で、剪定は1人1日あたり10,000円〜18,000円ほどが目安です。
ただし金額も対応範囲も自治体のセンターごとに違うため、実際の条件はお住まいの地域のセンターに確認が必要です。
制限されることが多い作業
| 項目 | 一般的な扱い |
|---|
| 樹高・幅 | 会員の安全に配慮し、高さ・幅2m以下の植木に限定されることが多い |
| 剪定枝の処分 | 対応しない地域が多く、自分で処分する必要がある |
| 伐採 | 多くの地域で対象外 |
| 消毒・薬剤散布 | 多くの地域で対象外 |
| 日程 | 会員の都合で調整するため、急ぎの依頼には向かない |
低木が数本で、枝の処分も自分でできる。
日程にも余裕がある。
この条件が揃うなら有力な選択肢です。
逆に「高い木がある」「枝を持っていってほしい」「今週中に何とかしたい」場合は、業者に依頼したほうが早く確実です。
「造園技能士」は何を示す資格か
業者選びで資格の有無を気にする方は多いのですが、名前が似た資格が多く分かりにくいので整理します。
国が定めた技能検定
造園技能士は、職業能力開発促進法にもとづいて実施される技能検定(国家検定制度)の一つです。
都道府県知事が実施し、上級から1級・2級・3級の等級があります。
学科試験に加えて、実際に庭をつくる作業試験と、樹木の名前を判別する要素試験が課されます。
受けるには実務経験がいる
受検には実務経験が必要で、1級は7年、2級は2年、3級は1年以上が基準です(学歴や職業訓練歴により短縮されます)。
つまり資格を持っているということは、一定年数の現場経験と、樹木を見分ける知識があることの裏づけになります。
ただし、資格がなければ剪定ができないわけではありません。
長年の経験だけで高い技術を持つ職人もいます。
資格は判断材料の一つとして見て、実際の施工写真や説明の中身と合わせて判断してください。
見積りで比べる5つのポイント
金額の数字だけを並べても比較になりません。
同じ条件で並べるために、次の5点を揃えて確認してください。
1
内訳が書かれているか
「剪定一式◯◯円」の1行だけでは、何をどこまでやるのか分かりません。
木ごと・作業ごとの内訳を出せるか
2
処分費が込みか別か
剪定枝の量は思った以上に出ます。
込みなのか別なのか、別ならいくらかを必ず確認
3
出張費の条件
対応エリア内は無料か、エリア外はいくらか。
「見積り無料」と「出張費無料」は別の話です
4
追加費用が出る条件
どんな場合に追加になるのか、作業前に説明があるか。
当日になって言われるのが一番困ります
5
仕上がりの認識
どのくらいの高さ・形にするか。
「スッキリ」の感覚は人によって違うので、具体的に確認
金額の内訳と、その根拠を聞いたときにはっきり答えられるか。
ここが業者を見分ける実質的な基準になります。
樹高別の費用の目安は剪定料金の相場ページにまとめています。
依頼する前に確認したいこと
トラブルの多くは、作業前の確認不足から起きています。
次の項目は、依頼を決める前に聞いておいてください。
| 確認すること | なぜ必要か |
|---|
| 剪定枝をどう処分するか | 剪定枝は家庭ごみとして出せる量に限りがあります。 業者がどのように適正処理するかを説明できるか |
| 損害賠償保険に入っているか | 枝が落ちて隣家の屋根や車を傷つける事故は起こり得ます。 加入の有無を確認しておく |
| 作業する人数と日数 | 日当制の見積りでは、人数×日数が金額そのものです |
| 雨天時の対応 | 順延なのか、キャンセル扱いなのか。 費用が発生するのかを先に決めておく |
| 支払い方法とタイミング | 前払いか作業後か。 現金のみか振込が使えるか |
加えて、訪問してきて「今日だけ安くします」と契約を急がせる相手には、その場で決めないでください。庭木の剪定は今日でなければならない作業ではありません。
日を改めて、他社の見積りと比べる時間を取って問題ありません。
相見積りの取り方
2〜3社が現実的
多く集めるほど良いわけではありません。
1社ごとに現地を見てもらう時間が必要ですし、比べる基準が増えすぎて判断が止まります。
2〜3社に絞り、同じ条件で出してもらうのが実務的です。
各社に伝える条件を揃える
本数と樹種、希望する仕上がりの高さ、枝の処分を頼むかどうか、作業希望時期。
この4つを同じ内容で伝えると、金額の差がどこから来ているのかが見えます。
条件がバラバラなまま金額だけを比べると、一番安い見積りが「一番作業範囲が狭い見積り」だったということが起こります。
他社の金額をそのままぶつけない
値下げ交渉自体は問題ありませんが、金額だけを合わせさせると、作業内容が削られるかたちで帳尻が合わされることがあります。
「この金額でどこまでやってもらえますか」と、範囲を軸に聞くほうが結果は良くなります。
川口市周辺で庭木の剪定をお考えの方へ
お庭の便利屋トムズは、川口市を中心に庭木の剪定・伐採・草刈り・消毒を行っています。
低木1本から、5mを超える高木、マツの仕立てまで対応します。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 対応エリア | 川口市・戸田市・蕨市・草加市・さいたま市南区・さいたま市緑区(エリア内は出張費無料) |
| お見積り | 現地調査・お見積りとも無料。 お断りいただいても費用はかかりません |
| 料金の考え方 | 樹種・樹高・作業内容ごとに公開。 お見積り金額を確定してから作業します |
| 追加費用 | 発生する可能性がある場合は、作業前に必ずご説明します |
| お支払い | 現金・銀行振込。 法人様は請求書払いも可能です |
30秒で、お庭の概算費用がわかります。
5問に答えるだけで、必要な作業と概算費用がすぐ分かります。
無料・登録不要、そのままお見積もり依頼も可能です。
よくあるご質問
植木屋と造園業者は何が違うのですか?
明確な線引きがあるわけではありませんが、造園業者は庭づくりや改修など設計を含む工事まで扱い、植木屋は既にある庭木の手入れを主に担うことが多いです。
剪定だけをお願いしたい場合は、庭木の手入れを日常的にやっている業者のほうが日程も費用も合いやすい傾向があります。
相見積りを取ると失礼になりませんか?
問題ありません。
複数社を比べるのは当然のことですし、断られて気を悪くする業者であれば、その時点で判断材料になります。
見積りに来てもらったら断りにくいのですが
お見積り無料としている業者であれば、その場で契約する必要はありません。
「他社の見積りも見てから決めます」と伝えれば十分です。
強く引き止められる場合は、無理に決めないでください。
資格を持っている業者を選ぶべきですか?
造園技能士などの資格は実務経験と知識の裏づけになりますが、資格がなくても高い技術を持つ職人はいます。
施工事例の写真、樹種ごとの説明の具体性、見積りの内訳の丁寧さと合わせて判断してください。
近所の人に紹介された業者に頼むのは安心ですか?
実際の仕上がりを見て判断できる点で、有力な選び方です。
ただし作業内容や庭の状況が違えば費用も変わるので、金額はご自身の庭で改めて見積りを取ってください。
作業当日は立ち会いが必要ですか?
仕上がりの高さや残す枝の希望がある場合は、作業前の打ち合わせだけでもご一緒いただくと認識のずれが起きません。
全日程の立ち会いが必須というわけではありませんので、ご都合をお知らせください。