7月に剪定したあと、手が止まるのは「切った枝」のほう
夏の庭木は、伸びます。梅雨が明けるころには春に切ったはずの枝がまた騒がしくなっていて、思い立って脚立を出す方は多いと思います。実際、私たちのところにも7月は「自分で切ってはみたんですが」という川口市内からのご相談が増える時期なんです。
ただ、切る作業そのものは、意外と何とかなります。問題はそのあと。
2mほどのキンモクセイを1本透かしただけでも、切り落とした枝は思っている倍くらいの体積になります。葉がついたままの生枝はかさばるうえに、水分を含んでずっしり重い。庭に積み上げた山を見て「これ、どうやって捨てるんだろう」と手が止まる——これ、本当に多いんです。
今回は川口市で剪定した枝をどう処分するか、市のルールを整理したうえで、剪定と枝処分をまとめて依頼する場合の考え方までお伝えします。

川口市で剪定枝を処分する4つのルート
まず前提として、川口市の家庭ごみのルールを確認しておきます。以下は2026年7月時点で市が公開している案内をもとにしたものです。制度は変わることがあるので、実際に出す前に市の最新情報も見てみてください。
1. 一般ごみ(燃えるごみ)として出す
川口市では、直径10cm以下の枝は長さ40cm以下に切って、ひもで束ねて出すことになっています。袋には入れません。収集は週2回、当日の朝8時30分までにごみステーションへ。
ここで多くの方がつまずきます。40cm。想像してみてください。1.5mの枝は、4回切らないと規定に収まりません。枝分かれしていれば、そのぶん切る回数は増えます。剪定そのものより、この「切り直し」のほうが時間がかかるケースは珍しくないんです。
2. 太い幹は粗大ごみ
直径10cmを超えて50cmまでのものは粗大ごみ扱いになります。電話(粗大ごみ受付窓口)またはインターネットで申し込み、手数料納付券を貼って出す流れです。直径50cmを超えるものは搬入できません。
庭木の場合、幹まで切るのは伐採のときですね。剪定だけなら10cm以下に収まることがほとんどだと思います。
3. 環境センターに自己搬入する
戸塚環境センター・朝日環境センターへ自分で持ち込む方法もあります。手数料は10kgあたり150円。受付は9時〜11時30分と13時〜16時で、土日祝と年末年始は搬入できません。
そして前日までの予約が必須です。ここ、意外と盲点。日曜に剪定して月曜に運ぼう、という段取りだと予約が間に合わないことがあります。
4. 剪定枝用破砕機を借りる
川口市には、剪定枝用の破砕機を無料で貸し出す制度があります。粉砕したチップは土壌改良材やマルチング材として自分で使うことが条件で、市の収集に出したり処理施設へ持ち込んだりはできません。
庭に花壇や樹木があってチップを敷ける方には、なかなか良い制度だと思います。逆に、チップの行き先がない方には向かないかもしれません。

4つの方法を並べて比べると
| 方法 |
費用の目安 |
手間 |
向いているケース |
| 一般ごみに出す |
ひも代のみ |
40cmに切り直し+束ねる作業。量が多いと数回に分ける |
枝が少量。時間に余裕がある |
| 粗大ごみ |
手数料納付券(品目ごとに設定) |
事前申込が必要 |
直径10〜50cmの幹が出たとき |
| 自己搬入 |
10kgあたり150円 |
前日までに予約。平日日中のみ。積込・運搬は自分で |
車があり、平日に動ける |
| 破砕機を借りる |
無料 |
受取・返却の往復。粉砕作業。チップの使い道が必要 |
庭にチップを敷ける |
| 剪定と処分をまとめて依頼 |
剪定1本3,000円〜+処分費(量による) |
立ち会いのみ |
量が多い。夏場に無理をしたくない |
費用だけを見れば自分でやるのが安いのは間違いありません。ただ、比べるべきは金額と時間の両方だと思うんです。
自分でやって詰まるのは、だいたい同じ3か所
川口市内で「途中まで自分でやった」というお庭に伺うと、止まっている場所はほとんど共通しています。
ひとつめ、枝の量の読み違い。 剪定前に「45Lの袋2〜3杯くらいかな」と見積もっていた方が、実際には軽トラックの荷台が埋まる量になっていた——これはよくあります。葉のついた生枝は、かさが本当に増えるんです。
ふたつめ、切り直しの体力。 高い場所の枝を落とすまではアドレナリンが出ていて進むんですが、地面に降りて枝を40cmに刻む単純作業に移ると、だいたい1時間ほどで手が止まります。真夏なら、なおさら。7月の日中の庭仕事は熱中症のリスクもあるので、私たちも作業時間を区切りながら進めています。
みっつめ、置き場。 一度に出せる量に決まった上限は市の案内に明記されていませんが、ごみステーションは近隣の方と共有するものです。山のような束を一度に置くのは現実的ではないので、何回かに分けることになります。すると、次の収集日までその枝を庭に置くことになる。乾けば軽くはなりますが、夏場は虫が寄りますし、見た目もよくありません。
お客様から聞かれるのが「切ったあと、どのくらい乾かせば軽くなりますか」という質問です。天気次第ではありますが、真夏でも数日から1週間はかかります。その間、庭に枝の山があるということです。

剪定と枝処分をまとめて頼むという選択肢
私たちのような業者に依頼する場合、剪定と切った枝の持ち帰りをセットで行うのが一般的です。トムズでは剪定は1本3,000円〜、枝の処分費は出た量によって変わるため、お見積り時に金額をお伝えしています。見積りは無料です。
費用の考え方としては、こう捉えてみてください。自己搬入なら10kgあたり150円と手数料自体は抑えられますが、そこには積み込み、運搬、予約の電話、平日日中の時間が乗ってきます。その時間をどう評価するか。判断はご家庭ごとに違っていいと思います。
もうひとつ、切り方の話も添えておきます。7月は木にとって成長期の真っ最中で、強く切りすぎると枝焼けを起こしたり、秋以降の花芽を落としてしまったりすることがあります。たとえばサザンカやツバキは夏に花芽ができるので、この時期に短く詰めると翌シーズンの花が減ります。夏の剪定は、混み合った枝を抜いて風を通す「透かし」程度にとどめるのが基本です。
もし今、庭に切った枝が積まれていて、なおかつ「切りすぎたかもしれない」という不安があるようでしたら、その状態のまま一度見せていただくのが早いかもしれません。処分だけのご相談でも構いません。
よくあるご質問
剪定した枝は、そのまま燃えるごみに出せますか?
そのままでは出せません。川口市では直径10cm以下の枝を長さ40cm以下に切り、ひもで束ねて出すことになっています。袋には入れないでください。この「40cm以下に切る」作業が、実は一番の手間になります。
一度に大量に出しても収集してもらえますか?
市の案内に量の上限の明記はありませんが、ごみステーションは近隣の方と共有する場所です。大量になる場合は数回に分けて出すのが現実的だと思います。
環境センターに持ち込むとき、当日いきなり行っても大丈夫ですか?
予約が必要です。搬入希望日の前日までに専用ダイヤルで予約してください。土日祝と年末年始は搬入できないので、平日に動ける段取りが前提になります。
太い幹が出てしまいました。どうすれば?
直径10cmを超えて50cmまでなら粗大ごみとして申し込みが必要です。50cmを超えるものは市の施設に搬入できないため、業者にご相談ください。伐採を伴う場合は、根の処理まで含めて考えたほうがいいこともあります。根っこを残すとまた芽が出てきますから。
剪定は自分でやったので、枝の処分だけお願いできますか?
ご相談いただければ対応できます。量によって費用が変わりますので、枝の状態がわかる写真を見せていただくか、一度伺って現物を確認させてください。見積りは無料です。
川口市の庭は、隣家との距離が近い区画も多く、枝が越境する前に手を入れたいというご相談もよくいただきます。夏の作業は無理をしないのが一番。切ったあとの段取りまで含めて考えておくと、7月の庭仕事はずいぶん楽になると思います。
お庭のこと、まずはお気軽にご相談ください
見積り無料・出張費無料・キャンセル料無料
メールでのお問い合わせはこちら →
受付時間: 8:00〜20:00(LINE・メール24時間対応)