川口市で松に毛虫(マツカレハ)がつくとき|冬に幹の割れ目や落ち葉の下で越冬して春に葉を食べる仕組みと、こも巻きは本当に効くのか、11〜12月のもみあげで混んだ葉を減らす手入れと高い松を植木屋さんに頼む目安

モンクロシャチホコの幼虫

松に毛虫がついたら、まずマツカレハを疑ってください

「松の葉が先のほうから茶色っぽく減っている」「幹に太い毛虫がはりついていた」。秋から春にかけて、川口市のお庭でよくご相談いただく症状です。

松につく毛虫で一番多いのは、マツカレハというガの幼虫です。昔から「マツケムシ」とも呼ばれてきました。茶色っぽい体に毛がびっしり生えていて、大きくなると指くらいの太さになります。松の葉だけを好んで食べるので、黒松・赤松・五葉松など松の仲間があるお宅は要注意なんです。

気をつけたいのは毛です。素手でさわると皮膚がかぶれることがあります。つまんで取ろうとしたり、落ち葉を素手でかき集めたりするのはやめてください。軍手ではなく、厚手のゴム手袋と長袖が基本です。

こんな様子があれば、マツカレハが疑わしい

  • 葉が根元近くまで食べられて、枝先がすかすかになっている
  • 木の下に小さな粒状のフンが落ちている
  • 冬に幹の割れ目やこもの中に、じっと動かない毛虫がいる
  • 初夏に枝や葉のあいだに、毛の混じったまゆがついている

松 毛虫

マツカレハは冬に幹の割れ目や落ち葉の下で越冬し、春にまた葉を食べる

マツカレハがやっかいなのは、冬のあいだも庭からいなくならないことです。

秋に育った幼虫は、寒くなると木の上から下りてきます。そして幹の樹皮の割れ目や根元の落ち葉の下にもぐりこんで、幼虫のまま冬を越すんです。春になって暖かくなると、また幹をのぼって新しい葉を食べはじめます。初夏にまゆを作ってガになり、葉に卵を産む。この繰り返しです。

「冬は虫がいないから大丈夫」は思い込み

お客様から聞かれるのが「冬なら何もしなくていいですよね?」という質問です。実は逆で、冬は幼虫が幹まわりと根元に集まっている時期。上を見ても見つからないのに、足元にはいる。ここが意外と盲点なんです。

放っておくと松はどうなるか

松は一度に全部の葉を失うと、勢いがかなり落ちます。毛虫に食べられて弱ったところに、乾燥や別の病害虫が重なると、枝ごと枯れこむこともあります。春先の食害は新芽の時期と重なるので、冬のうちに数を減らしておくのが、松にとっていちばん負担の少ないやり方だと思います。

写真を送っていただければ、無料でお見積りします

お庭の木や生垣をスマホで撮って、LINEで送ってください。写真を見て、作業の内容と概算をお伝えします。

こも巻きは本当に効くのか。効き目には疑問も出ています

冬になると、松の幹にわらのこもを巻いた姿をよく見かけますよね。これが「こも巻き」です。

仕組みはシンプルで、冬越しの場所を探して幹を下りてくる幼虫を、あたたかいこもの中に集めます。そして冬の終わりにこもごと外して焼き、まとめて処分する。長野県林業総合センターの資料でも、秋に幹にこもなどを巻き、1月下旬から2月中旬に幼虫ごと焼く方法として紹介されています。

「効かないどころか逆効果」と言われた例もある

ただ、効き目については疑問の声も出ています。姫路城では長年こも巻きを続けてきましたが、兵庫県立大学の調査で、こもの中に入っていたのは害虫よりも、クモなど害虫を食べてくれる益虫が多かったと指摘されました。「効果がないどころか逆効果」とまで言われ、姫路市はこも巻きをやめる方針を決めています。

こもごと焼くと、マツカレハを食べてくれる虫まで一緒に処分してしまう。これでは本末転倒かもしれません。

私たちの考え。こも巻きは「見た目の手入れ」として割り切る

私たちは、こも巻きだけでマツカレハを防げるとは考えていません。冬の庭の景色として楽しむのは良いと思います。ただ、毛虫対策としては次の手入れのほうが確実です。

方法 やること 毛虫への効き目 気をつけること
こも巻き 秋に幹へこもを巻き、冬の終わりに外して処分 幼虫が入る場合もあるが、益虫も集めてしまうという指摘がある 外すのが遅れると、幼虫がまた移動してしまう
もみあげ に古い葉をしごき取り、混んだ枝を整理する 隠れ場所とエサを減らせる。見つけた幼虫を取りやすい 葉を取りすぎると松が弱る
落ち葉の片づけ 根元に積もった落ち葉をこまめに集める 根元の越冬場所を減らせる 素手でさわらない。袋の口はしっかり閉じる
消毒 春先、幼虫が葉を食べはじめる時期に散布 数が多いときに効果的 高い木は飛散しやすく、ご近所への配慮が必要

松 毛虫

のもみあげで、混んだ葉を減らすのが一番の予防

松の手入れで欠かせないのが「もみあげ」です。古い葉を手でしごいて落とし、枝先に新しい葉だけを残す作業のことで、松ならではの手入れなんです。

葉が混んだままだと、風も光も通りません。毛虫にとっては隠れ場所もエサもたっぷり。もみあげで葉の量を減らすと、見通しが良くなって幼虫を見つけやすくなりますし、松自体の風通しも良くなります。

もみあげのコツ

  • 枝先に残すのは今年伸びた葉が中心。古い葉は手でしごき落とす
  • 内側に向かって伸びる枝、重なった枝は付け根から切る
  • 枝ごとに葉の量をそろえると、形がきれいにまとまる
  • 落とした葉はその日のうちに集めて袋へ

自分でやって失敗するケースで多いのが…

よくあるのが、葉を取りすぎて枝が丸裸になってしまうケースです。松は葉が残っていない枝から新しい芽が出にくく、そのまま枯れこむことがあります。「この枝は葉を残しておきましょう」という見きわめが、いちばん難しいところかもしれません。

もう一つは、脚立の上での作業です。松の手入れは両手を使う時間が長く、幹の上のほうは足場も不安定。毛虫を見つけて驚いて手を離す、という話も実際によく聞きます。

松 毛虫

高い松を植木屋さんに頼む目安と、川口市での料金

背の低い松なら、もみあげも落ち葉の片づけもご自分でできます。ただ、次のような場合はプロに任せたほうが安全だと思います。

  • 脚立に乗っても、てっぺんに手が届かない
  • 毛虫の数が多く、幹や枝のあちこちで見つかる
  • 何年ももみあげをしておらず、葉が混みあっている
  • 枝先が茶色くなり、枯れかけている枝がある

松は手入れの手間がかかる木なので、植木屋さんでも料金の差が出やすいところです。私たちお庭の便利屋トムズでは、剪定は、お見積りは無料です。松の高さや葉の混み具合を見てからお伝えしています。

切った枝葉は回収してお持ち帰りします。ただし、量が多い場合は運搬・処分料別途申し受けます。ほかの業者さんに頼むときも、処分費が料金に含まれているかどうかは事前に確認しておくと安心ですね。

川口市のほか、戸田市・蕨市・草加市・さいたま市南区・さいたま市緑区にうかがっています。毛虫が多いときは、消毒もあわせてご相談ください。

よくあるご質問

Q. 冬に幹で見つけたマツカレハは、どうすればいいですか?

厚手のゴム手袋をして、割り箸や火ばさみで取り、ビニール袋に入れて口をしっかり閉じて処分してください。素手でさわると皮膚がかぶれることがあります。

Q. こも巻きはやらないほうがいいのでしょうか?

やめなければいけないものではありません。ただ、こも巻きだけで毛虫を防ぐのは難しいと考えています。益虫も一緒に集めてしまうという指摘もあるので、もみあげと落ち葉の片づけを中心にするのがおすすめです。

Q. もみあげは何月にやればいいですか?

がちょうど良い時期です。葉が落ち着いて新芽の動きが止まっているので、松への負担が少なく、冬越し前の毛虫対策にもなります。

Q. 川口市で松の手入れを頼むと、いくらくらいかかりますか?

私たちの場合、剪定はです。松の高さや枝の量で変わるので、まずは無料のお見積りで見せていただいています。枝葉の量が多いときは、運搬・処分料別途かかります。

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トップ写真:モンクロシャチホコの幼虫(撮影:KENPEI/CC BY-SA 3.0/出典:Wikimedia Commons/トリミング・縮小して使用)