「うちの南天は実がならない」と思ったら、まず見分けたい3つの原因
11月に入ると、よそのお宅の南天が赤く色づいてきます。
それを見て、うちの南天には実がひとつもない、と気づく方が多いんです。
私たちがこの時期によくご相談いただくのも、この「実がならない」と「背が高くなりすぎた」の2つです。
原因は木の弱りとは限りません。
南天の実がならない理由は、だいたい次の3つに分けられます。
- 梅雨のころに咲く花が、雨で受粉できなかった
- 枝先を切りそろえて、花のつく部分を落としてしまった
- 前の年にたくさん実をつけた幹が、その年は休んでいる
どれに当てはまるかで、来年に向けてやることが変わります。
下の表で、おおまかに当たりをつけてみてください。
| 原因 |
見分けるポイント |
来年に向けてやること |
| 梅雨の雨で受粉できなかった |
初夏に白い花は咲いたのに、実がまばら、または房に実がほとんど残らなかった |
剪定は関係ないので、そのまま様子を見る。 雨が当たりにくい場所なら実がつきやすい |
| 枝先を切って花芽を落とした |
花そのものが咲かなかった。 前の冬〜春に、生垣のように上を切りそろえていた |
枝先を切りそろえるのをやめ、幹ごと根元から間引く切り方に変える |
| 実がついた幹が翌年は休む |
実がついた幹とつかなかった幹がある。 年によって実がなる幹が入れ替わる |
心配いらない。 幹の本数をある程度保っておくと、毎年どれかの幹に実がつく |
花は咲いたのに実がない。梅雨の雨で受粉できなかったケース
南天の花が咲くのは、ちょうど梅雨のころ。
小さな白い花が房のように集まって咲きます。
この時期に雨が続くと、花粉が流れたり、花粉を運ぶ虫が飛ばなかったりして、実になりにくくなると言われています。
花が咲いていたのを覚えているなら、切り方の問題ではない可能性が高いんです。
その年の天気によるものなので、来年また普通に実がつくことも多いですよ。
そもそも花が咲かなかった。枝先を切って花芽を落としたケース
いちばん多いのが、これです。
南天は、幹のてっぺん、つまり枝先に花をつける木です。
そこを「背が高いから」と横一列に切りそろえると、次に咲くはずだった花の元(花芽)をまとめて落としてしまいます。
ほかの庭木と同じつもりで刈り込んでしまった、というご相談はとても多いですね。
花が咲かなかったなら実もつきません。
前の冬や春に上を切った覚えがあれば、原因はほぼこれだと思います。
去年は実がなったのに。実がついた幹は翌年に花が減るケース
南天は、実をたくさんつけた幹が次の年には花が少なくなりやすい、と言われる木です。
実を育てるのに力を使ったぶん、その幹は少し休むんですね。
株の中に何本も幹があれば、休む幹と実をつける幹が入れ替わり、全体としては毎年どこかに実がつきます。
逆に幹が1〜2本しかないと、年によって「全然ならない」ように見えてしまうかもしれません。
ほかにも、日当たりがかなり悪い場所だと花が少なくなることがあります。
建物の陰や大きな木の下にある南天なら、それも考えてみてください。

背が高く伸びすぎた南天は、古い幹を根元から間引いて低くする
南天は、株元から何本も幹が立ち上がる木です。
何年も手を入れないでいると、古い幹がどんどん高くなります。
気づけば人の背を超えて、葉っぱは上のほうにしかない。
こうなると、実も高いところにしかつかず、下はスカスカになってしまいます。
この状態は、上を切って低くするのではなく、古い幹を根元から抜くのが正解です。
なぜ途中で切らずに根元から切るのか
南天の幹を途中でばっさり切ると、その幹はしばらく葉の少ない棒のような姿になりやすいんです。
しかも先ほどのとおり、枝先の花芽もなくなります。
根元から切れば、株元から新しい幹が出てきます。
古い高い幹を何本か減らし、若い低い幹に入れ替えていく。
そうすると、全体の背が少しずつ下がり、目線の高さで実を楽しめる株になります。
どの幹を切るか、見分け方
- いちばん背が高く、幹の表面が灰色っぽくゴツゴツしている幹
- 下のほうに葉がなく、てっぺんにだけ葉が残っている幹
- 株の内側で、ほかの幹とこすれ合っている幹
- 枯れている、または弱って葉の色が悪い幹
このあたりが「この幹は切りどきですね」と私たちが判断する目安です。
一度に全部の古い幹を抜くと株がさみしくなるので、何年かに分けて入れ替えていくのがおすすめです。

写真を送っていただければ、無料でお見積りします
お庭の木や生垣をスマホで撮って、LINEで送ってください。写真を見て、作業の内容と概算をお伝えします。
南天の剪定の時期と、自分で切るときに失敗しやすいこと
切る時期は、実を楽しんだあとの冬の終わりごろ
南天の剪定は、実を見終わったあと、春に新しい芽が動き出す前に行うのが一般的です。
お正月飾りに実を使うご家庭なら、その後に切ると無駄がありません。
根元から幹を抜く間引きなら、花芽を落とす心配が少ないので、時期の失敗は起きにくいです。
注意したいのは、枝先を切る作業のほう。
夏から秋に枝先を切ると、翌年の花がなくなる可能性が高くなります。
自分でやって失敗するケースで多いのが、この2つ
ひとつめは、先に書いた「上の切りそろえ」。
見た目はすっきりしますが、翌年は花も実もつかない南天になりがちです。
ふたつめは、根元を地面すれすれで切らずに、中途半端な高さで切り残してしまうこと。
切り株が残ると見た目が悪いうえ、そこから新しい幹が出にくくなります。
古い幹は太く硬いので、剪定ばさみで無理をせず、ノコギリを使ったほうが切り口がきれいに仕上がりますよ。
意外と盲点なのが、株元の作業のしにくさ。
何本もの幹が密集していて、奥の1本を根元から切るのは手が入らず大変です。
ここで手こずって、結局上だけ切って終わる、というのもよくある話なんです。
川口市で南天の剪定を植木屋さんに頼む目安と料金
南天は低い木なので、ご自分で切れることも多いです。
それでも、次のような場合はプロに任せたほうが早いかもしれません。
- 株が大きく、幹が何十本も密集していて、どれを抜けばいいか判断できない
- 古い幹が太く、ノコギリで切るのが体力的にきつい
- 南天のほかにも、伸びすぎた庭木がいくつかある
- 切った枝や幹の量が多く、ご自宅で処分しきれない
私たちお庭の便利屋トムズは、川口市を中心に、戸田市・蕨市・草加市・さいたま市南区・さいたま市緑区で庭木の剪定をしています。
剪定は1本3,300円〜(税込)で、お見積りは無料です。
切った枝葉は回収してお持ち帰りします。
ただ、量が多い場合は運搬・処分料(3,300円〜/量に応じて)を別途申し受けます。
ほかの業者さんに頼む場合も、処分費が料金に含まれているかどうかは事前に確認しておくと安心ですよ。
川口市のお宅でも、南天は玄関脇や塀ぎわに植えられていることが多い木です。
株元の作業スペースが狭いこともあるので、お見積りの際に実際の場所を見て、どの幹を残すかも一緒にご相談できればと思います。

よくあるご質問
南天の実がならないのは、肥料が足りないからですか?
肥料不足が原因のこともありますが、多くは今回の3つ(梅雨の雨・枝先の切りすぎ・実がついた幹の休み)のどれかです。
まず、初夏に花が咲いていたかどうかを思い出してみてください。
咲いていなければ、切り方を見直すのが先だと思います。
背が高くなった南天を、一度に低くしても大丈夫ですか?
古い幹を根元から全部抜くと、株全体が弱ったり、しばらく見た目がさみしくなったりします。
数年かけて、古い幹から順番に入れ替えていくほうが、実も途切れにくいです。
南天の実が鳥に食べられてしまいます。これも実がならない原因ですか?
色づいたあとに急になくなったなら、鳥に食べられた可能性が高いです。
実はついていたので、剪定や受粉の問題ではありません。
実を残したい場合は、色づいたころに防鳥ネットをかけるご家庭もあります。
川口市で南天1本だけの剪定でも頼めますか?
はい、1本からお受けしています。
剪定は1本3,300円〜(税込)で、お見積りは無料です。
ほかの庭木と一緒にご依頼いただくことも多いですね。
お庭のこと、まずはお気軽にご相談ください
見積り無料・出張費無料・キャンセル料無料
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トップ写真:川口市・川口市立グリーンセンター(撮影:ぺいぺい/CC BY-SA 4.0/出典:Wikimedia Commons)