川口市でキンモクセイの葉が黄色くなって落ちる・内側がスカスカになったとき|春の古い葉の入れ替わりか、夏の水切れ・根の傷み・葉を巻く虫かを見分ける手順と、花後の透かし剪定で内側に光を入れる時期、植木屋さんに頼む目安

キンモクセイの木

キンモクセイの葉が黄色くなって落ちるときは、まず「いつ・どの葉か」を確かめます

「キンモクセイの葉が急に黄色くなって、足元にたくさん落ちている」。川口市のお客様から、こうしたご相談をよくいただきます。枯れてしまうのでは、と心配になりますよね。

ただ、黄色い葉がすべて木の不調というわけではありません。私たちがまず見るのは、いつ落ちたかと、どの位置の葉かの2つです。これだけで、様子を見てよいのか手当てが要るのかを、かなり絞り込めます。

春に内側の古い葉が落ちるのは、常緑樹の入れ替わり

キンモクセイは一年中葉をつけている常緑樹です。ただ、同じ葉がずっと残るわけではありません。春に新しい芽が伸びてくると、枝の奥についている古い葉が黄色くなって落ち、新しい葉と入れ替わります。

先端の新芽が元気で、落ちているのが内側の古い葉だけなら、心配いりません。これ、本当に多いんです。「春に葉が落ちて慌てて調べた」という方は少なくありません。

夏や秋に急に落ちる・先端の新しい葉まで黄色いときは要注意

一方で、春以外の時期にまとめて落ちる場合や、枝先のやわらかい葉まで黄色くなったり縮れたりしている場合は、入れ替わりとは別の原因を疑います。よくあるのは、水切れ・根の傷み・虫の3つです。

キンモクセイ 葉が黄色い 落ちる 川口

見え方 考えられる原因 まずやること
春、内側の古い葉だけが黄色く落ちる。枝先の新芽は元気 古い葉の入れ替わり 落ち葉を掃除して様子を見る
夏の晴れ続きのあと、葉がしおれて落ちる 水切れ 朝か夕方に根元へたっぷり水やり
時期を問わず全体的に元気がない。枝先から枯れ込む 根の傷み 根元の土の状態を確かめる
葉が巻かれて糸でとじられている ハマキムシ 巻いた葉ごと摘み取る
葉の色がかすれたように白っぽく抜ける ハダニ 葉の裏を見る・葉裏に水をかける

入れ替わり以外の原因を見分ける手水切れ・根の傷み・葉を巻く虫

上の表で「春の入れ替わりではなさそう」と思ったら、次の順番で確かめてみてください。手間のかからないものから順に並べています。

手順1:夏の水切れを疑う

キンモクセイは地植えで根がしっかり張っていれば、普段は雨だけでも育ちます。ただ、植えてまだ数年の木や鉢植え、建物の際やコンクリートに囲まれた場所の木は別です。夏に晴れが続くと土がすぐ乾いて、葉を落として身を守ろうとします。

根元の土を指で掘ってみて、奥まで乾いていたら水切れのサインです。水やりは暑い昼間を避けて、朝か夕方に。表面を濡らすだけでは根まで届かないので、しみ込むまでゆっくりあげてください。

手順2:根が傷んでいないかを見る

意外と盲点なのが根元の環境です。水やりをしても元気が戻らない場合、次のようなことがなかったか思い出してみてください。

  • 雨のあと、根元にいつまでも水が溜まっている
  • 外構工事や花壇づくりで、根元に土を盛った・掘り返した
  • 根元を車や人がよく通って、土が固く踏み固められている
  • 近くで除草剤をまいた

根の傷みは地上からは見えません。そのぶん、葉の黄変として遅れて出てきます。思い当たることがあれば、原因を取り除くのが先決です。

手順3:葉を巻く虫・色を抜く虫を探す

キンモクセイは比較的虫のつきにくい木です。それでも、よく見ると虫が原因だったというケースはあります。

葉が筒状に巻かれていたり、何枚かが糸でとじ合わされていたりしたら、ハマキムシと呼ばれる蛾の幼虫です。中に隠れて葉を食べているので、巻いた葉ごと摘み取って処分するのがいちばん確実です。

葉の表面が細かい白い点々でかすれたように見えるときは、葉の裏をのぞいてみてください。ハダニという小さな虫が汁を吸っていることがあります。乾燥した時期に増えやすいので、ホースで葉の裏に水をかけるだけでも数を減らせます。

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内側がスカスカなのは、外側だけを刈り込み続けた形が原因のことが多い

「葉が落ちたあと、木の内側がスカスカで枝ばかり見える」。これも同じくらい多いご相談です。こちらは病気というより、切り方の積み重ねで起きていることがほとんどなんです。

なぜ内側だけ葉がなくなるのか

毎年、外側の形を整えるために表面だけを刈り込むと、刈った先から細い枝が何本も分かれて伸びます。その結果、外側が厚い壁のようになって、内側に日が届かなくなります。光の当たらない葉は役目を終えて落ちていくので、内側はどんどん枝だけになっていくわけです。

このパターンのキンモクセイは、花も外側に少しつくだけ、ということが多いかもしれません。夏ごろにできる花芽も、日当たりのよい枝先に偏ってしまうからです。

花後の透かし剪定で、内側に光と風を入れる

直し方は、表面を刈るのではなく、枝を根元から間引く「透かし剪定」です。混み合った枝、内側へ向かって伸びる枝、ほかの枝と交差している枝を、分かれ目のところで切り取ります。こうすると木の内側まで光と風が通り、内側からも新しい芽が出やすくなります。

時期は、秋に花が終わってから、寒さが厳しくなる前までが目安です。夏以降に強く切ると、翌年の花芽まで落としてしまいます。「花が終わったら、この木は切りどきですね」と私たちがお伝えするのは、このためです。

自分で切って失敗するケースで多いのが…

  • スカスカが気になって、一度に枝を減らしすぎる
  • 枝の途中で切って、切り口から細い枝がまた密集する
  • 夏に形を整えようとして、花芽ごと刈ってしまう

何年もかけて混んだ木は、で元に戻そうとせず、シーズンに分けて少しずつ透かすほうが木にやさしいと思います。

キンモクセイ 葉が黄色い 落ちる 川口

植木屋さんに頼む目安と、川口市での剪定料金

水切れや虫の摘み取りは、ご自分でも十分対応できます。ただ、次のような場合は、植木屋さんなど専門の業者に相談したほうが安全です。

  • 脚立に乗らないと上まで届かない高さになっている
  • 内側がスカスカで、どの枝を残せばいいか判断がつかない
  • 水やりをしても、枝先から枯れ込みが広がっている
  • 何年も外側の刈り込みだけを続けてきた

お庭の便利屋トムズでは、川口市をはじめ戸田市・蕨市・草加市・さいたま市南区・さいたま市緑区で庭木の剪定をお受けしています。料金は剪定、お見積りは無料です。切った枝葉は回収してお持ち帰りしますが、量が多い場合は運搬・処分料別途申し受けます。

ほかの業者さんと比べる場合も、処分費が料金に含まれているかどうかは事前に確認しておくと、あとで行き違いがなくて安心ですよ。

キンモクセイの葉の黄変・落葉についてよくあるご質問

Q. 春に葉がたくさん落ちました。肥料をあげたほうがいいですか?

A. 内側の古い葉だけで、枝先の新芽が元気なら入れ替わりなので、慌てて肥料を足す必要はありません。弱っている木に急に肥料を与えると、かえって根を傷めることもあります。

Q. 黄色くなった葉は取ったほうがいいですか?

A. 入れ替わりの葉は自然に落ちるので、無理にむしらなくて大丈夫です。落ち葉は根元に溜めっぱなしにせず、掃除しておくと虫や病気の住みかになりにくくなります。

Q. スカスカになった内側から、また葉は出てきますか?

A. 枝が生きていれば、透かし剪定で光が入るようになると内側からも芽が出てくることが多いです。ただ時間はかかるので、数年がかりで形を戻すつもりで見てください。

Q. 花が咲く前の夏に切ってもいいですか?

A. 夏以降の強い剪定はおすすめしません。翌年の花芽を切り落としやすいからです。伸びすぎた枝を少し整える程度にとどめ、本格的な剪定は花後に回しましょう。

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トップ写真:キンモクセイの木(撮影:Laitr Keiows/CC BY-SA 3.0/出典:Wikimedia Commons/トリミング・縮小して使用)