キンモクセイが大きくなりすぎて窓をふさぐ・通路にはみ出すのは、よくある困りごとです
「植えたときは腰くらいだったのに、気づいたら2階の窓にかかっている」。
川口市でキンモクセイのご相談を受けると、いちばん多いのがこのお話です。
キンモクセイは丈夫な木です。
放っておいても枯れにくく、毎年のびのび枝を伸ばします。
そのうえ常緑樹(一年中葉が落ちない木)なので、枝葉がこんもり茂ったまま横にも上にも広がっていきます。
部屋が暗くなる、通路で服や傘に枝が当たる、雨の日は濡れた葉で肩がびっしょりになる。
どれもよくご相談いただく症状です。
ここで悩ましいのが、秋のあの香りを手放したくないという気持ちですよね。
小さくはしたい。
でも翌年も花は咲いてほしい。
この記事では、その両方を叶えるために「いつ」「どこまで」切るか、そして植木屋さんに頼むときに仕上がりをどう伝えるかをまとめます。

花が終わった直後が、一回り小さくする好機になる理由
キンモクセイの花は、春から伸びた新しい枝に、夏ごろ花のもと(花芽)ができて、秋に咲きます。
つまり翌年の花になる枝は、まだ伸びてもいない段階なんです。
だから花が終わった直後に切っても、翌年の花芽を切り落とすことにはなりません。
切ったあと、春にしっかり新しい枝が伸びる時間がある。
これが花後すぐが好機になる理由です。
反対に、自分で切って失敗するケースで多いのが夏の剪定。
「伸びてきたから」と夏にばっさり刈り込むと、ちょうどできあがった花芽ごと落としてしまいます。
その年の秋、香りがほとんどしない。
これ、本当に多いんです。
時期ごとの向き・不向き
| 時期 |
小さくする作業との相性 |
理由 |
| 花が終わった直後(秋) |
向いている |
翌年の花になる枝がまだ伸びておらず、春に回復する時間がある |
| 春の芽吹き前 |
向いている |
これから伸びる枝に花がつくので、強めに縮めるならこの時期も候補 |
| 冬の寒い時期 |
強く切るのは控えめに |
切り口や急に日に当たった内側の枝が寒さの影響を受けやすい |
| 夏 |
向いていない |
花芽ができる時期で、切るとその秋の花が大きく減る |
香りを楽しんだあと、「そろそろこの木は切りどきですね」と声をかけるのは、だいたい花が散って根元が橙色の粒で埋まったころです。
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お庭の木や生垣をスマホで撮って、LINEで送ってください。写真を見て、作業の内容と概算をお伝えします。
一度に縮めすぎると翌年の花が減る、その境目
では、花後ならどれだけ切ってもいいのか。
そうではありません。
境目になるのは「切ったあとの枝に葉が残っているかどうか」です。
キンモクセイは葉で光を受けて栄養をつくり、その力で春に新しい枝を伸ばします。
葉がたっぷり残る位置で切れば、そこから枝が出て、夏に花芽がつく。
ところが葉のない太い幹の部分まで一気に切り詰めると、芽が出るまでに時間がかかり、出てきても最初は勢いのある徒長枝(とちょうし|上にまっすぐ勢いよく伸びる枝)ばかり。
こうした枝は花がつきにくいんです。
見た目で判断するなら、次のような状態は切りすぎのサインだと思います。
- 切ったあと、外から見て茶色い枝ばかりで緑がまばらになっている
- 木全体が棒のような幹だけのシルエットになっている
- 枝先ではなく、太い枝の途中を何か所も切り落としている
何年かに分けて縮めるのが結局いちばん早い
そこで私たちがおすすめしているのが、何年かに分けて少しずつ縮めるやり方です。
1年目は、窓や通路にかかっている部分を中心に、葉が残る範囲で一回り小さくする。
翌年、内側から新しい枝が伸びてきたら、その枝を次の外側の輪郭にして、さらにもう一回り。
遠回りに見えますが、毎年花を楽しみながら目標のサイズに近づけられます。
一気にやると、花が数年咲かないうえ、徒長枝の処理に追われて結局手間が増える。
急がば回れ、ですね。

植木屋さんに頼むときは、仕上がりを高さと幅の数字で伝える
お客様から聞かれるのが「なんて頼めばいいのか分からない」ということ。
「小さくしてください」だけだと、職人によって解釈がかなり変わります。
行き違いを防ぐいちばんの方法は、仕上がりを数字と目印で伝えることです。
依頼する前に、メジャーで今の木の高さと、通路側・窓側にどれだけ張り出しているかを測っておくと話が早いですよ。
- 高さ:「今○mくらいあるので、2階の窓の下枠より下に収めたい」
- 通路側の幅:「通路に○cmはみ出しているので、塀の内側まで下げたい」
- 窓側:「窓から○cm離したい」「窓の開け閉めで枝が当たらないように」
- 花:「香りは残したいので、今年は一回りだけ」
そのうえで「最終的にはこのくらいにしたい。
今年はどこまで縮められますか」と聞くと、職人側も何年計画で進めるかを説明しやすくなります。
できる範囲を正直に言ってくれるかどうかも、業者選びの判断材料になると思います。
費用の目安と、確認しておきたいこと
お庭の便利屋トムズでは、剪定は1本3,300円〜(税込)、お見積りは無料です。
木の高さや枝葉の量、脚立が立てられる場所かどうかで金額が変わるため、現地で確認してからお伝えしています。
切った枝葉は回収してお持ち帰りしますが、量が多い場合は運搬・処分料(3,300円〜/量に応じて)を別途申し受けます。
大きくなったキンモクセイを一回り縮めると、想像以上に枝葉が出ることがあります。
どの業者に頼む場合でも、見積りの段階で処分費が含まれているかどうかは確認しておくと安心です。
川口市のほか、戸田市・蕨市・草加市・さいたま市南区・さいたま市緑区にも伺っています。
川口市内の住宅地は通路が狭く、隣家との距離が近いお宅も多いので、はみ出した枝はお隣とのトラブルになる前に手を打っておきたいところです。

よくあるご質問
Q. 花が終わったあと、いつまでに切ればいいですか?
花が散ってから、本格的に寒くなる前までが目安です。
時期を逃した場合は、強く縮める作業は春の芽吹き前に回すのがよいかもしれません。
夏の強い剪定は花芽を落とすので避けてください。
Q. 一度で目標のサイズまで小さくできませんか?
できなくはありませんが、葉のない部分まで切り詰めると、翌年以降しばらく花がほとんど咲かないことがあります。
香りを残したいなら、何年かに分けて縮めるほうが確実です。
Q. 大きくなりすぎたので、いっそ伐採したほうがいいでしょうか?
窓や通路の問題だけなら、剪定で十分おさまることが多いです。
建物の基礎や配管に根が影響している場合は別で、伐採を考えるなら根っこごと抜くかどうかも含めて相談されるとよいと思います。
Q. 川口市で見積りだけお願いすることはできますか?
はい、お見積りは無料です。
川口市内をはじめ対応エリア内であれば伺います。
現地で高さと幅を一緒に確認しながら、今年どこまで縮めるかをご提案します。
トムズの施工事例
埼玉県・キンモクセイの剪定
作業前
作業後
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トップ写真:キンモクセイの木(撮影:Laitr Keiows/CC BY-SA 3.0/出典:Wikimedia Commons/トリミング・縮小して使用)