川口市で庭木の剪定時期に迷った8月に切ってよい木・切ってはいけない木の一覧と年間カレンダー・費用相場

川口市 剪定 時期

「この木、今切っても大丈夫ですか」——8月に入ると、川口市のお宅から必ずいただくご相談です。伸びた枝が窓にかかる、隣との境界にはみ出してきた、台風が来る前になんとかしたい。理由はさまざまですが、答えは一つではありません。木の種類によって、8月に切ってよい木と、秋冬まで待ったほうがいい木がはっきり分かれるからです。

この記事では、私たちが普段の現場で使っている判断の線引きを、そのままお伝えします。樹種別の年間カレンダーと費用の目安も一枚にまとめました。ご自宅の木がどちらに入るか、確かめてみてください。

川口市 剪定 時期

8月の剪定で、切ってよい木と待つべき木を分ける2つの基準

むずかしい話ではありません。判断の軸は2つだけです。

1つめは花芽(はなめ)もうできているかどうか多くの春・咲きの木は、花が咲く数か月前に、枝の先に来年ぶんの花のもとを作ります。キンモクセイもツツジもアジサイも、にはもう仕込みが終わっています。この時期に刈り込むと、来年の花ごと切り落とすことになる。「去年業者に入れてもらったら、翌年まったく咲かなかった」いうご相談、意外とあるんです。原因はたいていこれ。

2つめは切り口が夏の暑さに耐えられるかどうか真夏の木は、根から吸った水を葉からどんどん逃がしています。そこで太い枝を落とすと水のバランスが崩れて、切り口から先が枯れ込むことがある。加えて、葉が減った分だけ幹に直射日光が当たり、樹皮が焼けます。人でいう日焼けと同じで、焼けた分から腐りが入る。モミジやサクラで特に起こりやすい現象です。

逆に言えば、花芽の心配がなくて、太い枝を落とさない範囲なら、8月でも問題なく切れます。ここが線引きです。

【一覧】8月に切ってよい木・秋冬まで待つ木

8月に切ってよい木・作業

  • シマトネリコ、ソヨゴなど成長の早い常緑樹——暖かい時期のほうが切り口の回復が早い木です。伸びすぎた枝だけ抜く形で。
  • 生垣の軽い刈り込み(イヌツゲ、レッドロビン、マサキ、カイヅカイブキなど)——梅雨明けに伸びた新芽を整える程度なら大丈夫。ただし真昼の猛暑日は避けます。
  • 枯れ枝・徒長枝(とちょうし)ひこばえの除去——ひこばえは根元からひょろっと立ち上がる枝のこと。木の力を無駄に使うので、見つけたら随時。
  • 台風前の枝すかし——枝を抜いて風を通す作業。これは8月にやる意味が大きい。

秋冬・翌春まで待ったほうがいい木

  • マツ——芽摘みは春、もみあげ(古い葉を落とす作業)夏に形を作ろうとしても樹形が決まりません。
  • サクラ——「桜切る馬鹿」言われるとおり、切り口から腐りが入りやすい木。落葉後の休眠期に、必要最小限だけ。
  • モミジ・カエデ——夏の剪定は枝枯れの原因に。本番です。
  • キンモクセイ、ツツジ、サツキ、アジサイ、ウメ、ツバキ、サザンカ——すべて花芽の都合。今切ると来シーズンの花が減ります。

それと、8月にどうしても伝えておきたいのがチャドクガ。ツバキ・サザンカ・チャノキにつく毛虫で、目の発生期です。毛が飛ぶだけでかぶれます。刺されるのではなく、触れていない場所まで痒くなる。自分でやって失敗するケースで一番多いのが、これに気づかずツバキの垣根に手を入れてしまうパターンかもしれません。葉の裏に整列した小さな毛虫がいたら、その日は作業をやめて薬剤を先にしてください。

川口市 剪定 時期

樹種別・年間剪定カレンダー

川口市周辺の気候(内陸寄りで夏は高温、冬の冷え込みは比較的おだやか)前提にした目安です。年入れる木は、メインの回を◎、軽く整える回を○としています。

樹種 メイン適期 8月は
マツ(クロマツ・アカマツ) (もみあげ) (みどり摘み) ×
モミジ・カエデ ×
サクラ ×
ウメ ○花後すぐ ×
キンモクセイ ◎11月(花後)〜3月 ×
ツツジ・サツキ 中旬(花後すぐ) ×
アジサイ ◎花後〜7月上旬 ×
ツバキ・サザンカ (花後) ×
シラカシ・アラカシなど常緑樹 △軽い枝抜きのみ
シマトネリコ
生垣(イヌツゲ・レッドロビン等) ○軽い刈り込み
コニファー類
ハナミズキ ×
竹・笹 通年(伐採)

竹について一つだけ補足します。地上部を刈っても、地下茎(ちかけい)生きているかぎり翌春また出てきます。根っこごと抜かないとまた生えてきます。「毎年刈ってるのに減らない」いうお宅は、だいたいここでつまずいています。

川口市の剪定費用の目安と、頼むかどうかの判断

費用の考え方は、木の高さと作業時間でほぼ決まります。以下は一般的な相場と、私たちの料金の対応表です。

作業内容 一般的な相場の目安 私たちの場合
低木未満)
中木 見積りにて
高木 見積りにて
以上高所作業 見積り 現地確認のうえお見積り
生垣の刈り込み あたり 見積りにて
枝葉の処分費 軽トラ お見積りに含めてご提示
お見積り 有料の業者もあり 無料

目安として、弱のシマトネリコがあるお庭を年整えると、運搬・処分料まで含めて年間1万前後に収まることが多い。作業時間は、級のマツのもみあげで生垣刈り込みで半日ほどが目安です。

ご自分でやるか頼むかの分かれ目は、脚立に乗るかどうかだと思います。地上から手が届く低木や生垣の上面は、ご自身でも十分。逆に、脚立に上がる幹が太い・電線や隣家に枝が寄っている、このどれかに当てはまるなら無理をしないでください。川口市は住宅が密に建っている地域が多く、切った枝がお隣の屋根に落ちるだけでも、話がややこしくなります。

川口市 剪定 時期

よくあるご質問

Q. 8月に強く切ると、木は枯れてしまいますか?

すぐ枯れることは多くありませんが、弱ります。太い枝を一度に落とすと切り口が乾いて枯れ込み、幹に日が当たって樹皮が焼けます。どうしても今切りたい事情があるなら、全体の割までにとどめて、残りは休眠期に回すのが安全です。

Q. 台風が心配です。今のうちに切っておくべきでしょうか?

これはやっておく価値があります。ただし短く詰めるのではなく、枝を間引いて風を抜く「透かし剪定」で。葉が密に詰まった木は風を受け止めてしまい、幹ごと傾くことがあります。台風前の枝すかしは、8月にできる数少ない前向きな作業です。

Q. 隣の家に枝がはみ出しています。勝手に切っていいですか?

越境した枝は、原則としてまず相手方に切るよう求めるのが手順です。近年は一定の条件下で自ら切除できる場合もありますが、いきなり切ると近隣トラブルの火種になります。声をかけたうえで、境界側だけ整える形をおすすめします。

Q. 何年も放置した木でも、元の大きさに戻せますか?

戻せます。ただし一度では難しい。かけて段階的に詰めていくのが、木を弱らせない方法です。理想の高さまで落とすと、翌年に徒長枝が大量に出て、かえって手間が増えます。

Q. 剪定と伐採は何が違いますか?

剪定は形を整えて木を生かす作業、伐採は木そのものを取り除く作業です。伐採の場合、切り株を残すか根まで掘るかで費用が変わります。将来そこに何か植えたい、駐車場にしたいというご予定があるなら、最初に伝えていただけると無駄がありません。

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