オリーブが傾いた・倒れそうなときに、まず見てほしい3つの場所
台風が過ぎた翌朝、庭のオリーブが少し斜めになっている。
幹を押すとグラッと揺れる。
9月は、こうしたご相談が一気に増える時期です。
慌てて起こしたくなるところですが、その前に確かめてほしいことがあります。
傾き方によって、支柱で持たせればいいのか、枝を減らすべきなのか、それとも植え替えや伐採まで考えるべきなのかが変わるからです。
私たちが川口市内でオリーブを見るとき、最初に確認するのは次の3か所です。
- 根元の土:幹の片側の土が盛り上がっていないか、反対側に隙間ができていないか
- 幹の揺れ方:手で押したとき、揺れるのが幹の上の方だけか、根元ごと動くか
- 傾いた向きと周り:倒れた先に塀・カーポート・窓・隣家・道路がないか
根元の土が割れて浮いている。これは根が切れたり抜けかけたりしているサインです。
上だけしなっているのとは、重さがまったく違います。

オリーブが風で傾きやすいのは、根が浅く枝葉が茂るから
「ほかの木は平気だったのに、うちのオリーブだけ傾いた」。
お客様から本当によく聞かれるのが、この一言です。
オリーブは根が地表近くに広がりやすく、深く張る木に比べて地面をつかむ力が弱めです。
一方で葉は一年中落ちない常緑で、しかも細かい枝が密に出る。
つまり、足元は浅いのに頭は重く、風を受ける面が広い。
台風の強い風を受けると、木全体が帆のようにあおられて、根元に力が集中します。
そこに雨が重なると、さらに条件が悪くなります。
土がたっぷり水を含んで柔らかくなり、根が土をつかむ力が落ちるんです。
台風のあとに傾きが出やすいのは、風と雨が同時に来るからだと考えています。
傾きやすいオリーブの共通点
現場で見ていて、傾いてご相談いただく木には似た傾向があります。
- 植えてからまだ年数が浅く、根が周りに広がりきっていない
- 何年も剪定しておらず、枝葉が混み合って丸く茂っている
- 植え付け時の支柱を外したまま、あるいは支柱が朽ちている
- 建物の間など、風が抜けて強まる場所に植わっている
意外と盲点なのが、よく育っている木ほど危ないということ。
葉がモリモリ茂っているのは元気な証拠ですが、風の日にはそのぶん大きな力を受けます。
写真を送っていただければ、無料でお見積りします
お庭の木や生垣をスマホで撮って、LINEで送ってください。写真を見て、作業の内容と概算をお伝えします。
支柱で持たせるか、枝透かしか、植え替え・伐採か。傾き方で決める目安
ここがいちばん知りたいところだと思います。
根元の状態と傾き方から、対処の方向はおおよそ決まります。
| 木の状態 |
向いている対処 |
ねらい |
| 幹の上の方がしなるだけで、根元の土は動いていない |
枝透かし(剪定) |
風を受ける面を減らし、次の台風で揺さぶられにくくする |
| 少し傾いたが、根元の浮きは小さい |
起こして支柱で固定+枝透かし |
根が張り直すまで幹を動かさない |
| 根元の土が大きく割れ、押すと根ごと動く |
植え直し(掘り上げて据え直す)を検討 |
切れた根を整理し、しっかり土に据える |
| 大きく傾き、倒れる先に建物・道路・隣家がある |
伐採も含めて早めに判断 |
人や物への被害を防ぐことを最優先にする |
支柱は「起こしてから」ではなく「固定するため」に使う
よくあるのが、傾いた幹に支柱を当てて、ロープで無理に引き起こそうとするケースです。
根元が浮いている木を力任せに戻すと、残っていた根まで切れてしまうことがあります。
支柱の役目は、あくまで「動かないように止めておく」こと。
根は揺さぶられている間はなかなか張り直せません。
少しずつ起こして、幹と支柱の間には布やゴムを挟み、樹皮に食い込まないように結びます。
結び目は時々ゆるめ直してください。
枝透かしは「減らす」であって「丸坊主」ではない
枝透かしは、混み合った枝を根元から間引いて、風が木の中を抜けるようにする剪定です。
外側を一律に刈り込むのとは違います。
ここで失敗しがちなのが、怖くなって一気に短く切り詰めてしまうこと。
葉を落としすぎると木が弱り、かえって根の回復も遅れます。
台風後の今は、混んだ枝や折れた枝を抜く程度にとどめて、形を整える本格的な剪定は寒さがゆるむ春先に回す。
これがオリーブには負担の少ない順番だと思います。

鉢植えのオリーブなら
鉢植えは地植えより倒れやすい反面、対処はシンプルです。
台風の前後は風の当たらない場所へ移すか、いっそ横に寝かせておく。
倒れて鉢が割れた場合は、根鉢を崩さないようにひと回り大きな鉢へ植え替えると落ち着きます。
自分でできる応急処置と、植木屋さんに相談する目安
傾きが小さく、木の背丈も手の届く範囲なら、ご自分で応急処置をしても大丈夫です。
まず根元の浮いた部分に土を寄せて、足で軽く踏み固める。
隙間があると根が乾いて傷みやすくなるためです。
次に、支柱で幹を止める。
折れた枝はきれいに切り戻しておく。
肥料は根が落ち着くまで控えてください。
弱った根に肥料を与えると、かえって負担になります。
自分でやって失敗するケースで多いのが
脚立に乗って、揺れる木の枝を切ること。
これ、本当に危ないんです。
傾いた木は重心がずれていて、枝を一本落とした拍子に幹が動くことがあります。
足元の不安定な脚立の上でそれが起きると、木より先に人が落ちてしまう。
次のどれかに当てはまるときは、無理をせず植木屋さんに見てもらうほうが安全です。
- 根元ごとグラグラ動く、土が大きく割れている
- 脚立に乗らないと枝に届かない
- 倒れた先に建物・車・道路・お隣の敷地がある
- 幹に裂け目が入っている、太い枝が折れてぶら下がっている
特に川口市のように住宅が密集した地域では、倒れる向きの先にお隣があることが多く、様子見のつもりが次の台風で倒れてしまう、ということにもなりかねません。
費用の考え方
私たちお庭の便利屋トムズでは、剪定は1本3,300円〜、お見積りは無料です。
支柱の設置や植え直し、伐採が必要かどうかは木の大きさや根元の状態で変わるため、現地で確認してからお伝えしています。
切った枝葉は回収してお持ち帰りしますが、量が多い場合は運搬・処分料(3,300円〜/量に応じて)を別途申し受けます。
どの業者さんに頼む場合でも、見積りの段階で「処分費が含まれているか」を確認しておくと、あとで行き違いになりません。
川口市のほか、戸田市・蕨市・草加市・さいたま市南区・緑区でも伺っています。
傾いた木の写真を根元と全体の2枚撮っておいていただくと、相談のときに状況がぐっと伝わりやすくなります。

よくあるご質問
Q. 傾いたオリーブは、もう元には戻らないのでしょうか?
根元の浮きが小さければ、支柱で固定して根が張り直すのを待つことで、落ち着いていくことが多いです。
ただ、根が大きく切れている場合は、据え直しや植え替えを考えたほうが確実です。
まずは根元が動くかどうかを見てください。
Q. 台風の前に剪定しておけば倒れにくくなりますか?
混んだ枝を間引いて風が抜けるようにしておくと、受ける力は小さくなります。
ただし直前に強く切り詰めるのはおすすめしません。
軽い枝透かしと支柱の点検、この2つを台風シーズンの前にやっておくのが現実的です。
Q. 支柱はいつまで付けておけばいいですか?
木の大きさや根の傷み具合で変わるので、一律には言えないんです。
幹を押しても根元が動かなくなったら外しどき、というのが目安です。
付けっぱなしにすると結束部が幹に食い込むので、時々ゆるめて様子を見てください。
Q. 大きく傾いたオリーブは伐採するしかありませんか?
必ずしもそうではありません。
植え直しで持ち直すこともあります。
ただ、倒れる先に建物や道路があり、根元がすでに大きく浮いている場合は、安全を優先して伐採を選ぶ方もいらっしゃいます。
川口市内でも、この判断に迷ってご相談いただくことはよくあります。
お庭のこと、まずはお気軽にご相談ください
見積り無料・出張費無料・キャンセル料無料
メールでのお問い合わせはこちら →
受付時間: 8:00〜20:00(LINE・メール24時間対応)