ソヨゴの剪定、9月に切るのはちょっと待ってください
「ソヨゴの枝が伸びてきたから、涼しくなった9月のうちに切っておこう」。
そう考える方は多いんです。
ただ、実を楽しみにしている木なら、9月はおすすめできません。
理由はソヨゴの実のつき方にあります。
ソヨゴは初夏にその年に伸びた枝の葉の付け根に小さな花を咲かせます。
その花が実になり、秋から冬にかけて赤く色づくんです。
9月の枝先には、まだ緑色の実がもうぶら下がっています。
この時期に枝先をそろえて切ると、色づく前の実を枝ごと落とすことになるんですよね。
もうひとつ知っておきたいのが、実がなるのは雌木だけということ。
ソヨゴは雄の木と雌の木が分かれている「雌雄異株(しゆういしゅ)」の木です。
雄木は花は咲いても実はつきません。
お客様から「うちのソヨゴ、何年たっても実がならない」と聞かれて見てみると、雄木だったというのはよくある話なんです。

伸びるのが遅い木だから、切りすぎると戻らない
ソヨゴは成長がゆっくりな木です。
これは手入れが楽という長所でもありますが、剪定では逆に働きます。
一度ばっさり短くすると、元の枝ぶりに戻るまで何年もかかります。
生垣のように表面を刈り込むと、葉が風にそよぐソヨゴらしい柔らかい姿がなくなってしまう。
意外と盲点です。
ソヨゴの剪定適期は芽吹く前の2〜3月
私たちがソヨゴでおすすめしているのは、新芽が動き出す前の2〜3月です。
この時期には前の年の実はほぼ見終わっていますし、その年に花をつける新しい枝はまだ伸びていません。
どちらの実も邪魔しにくい、というのが理由です。
切り方は「透かし剪定」が基本になります。
枝先を切りそろえるのではなく、いらない枝を根元から抜いて、木の中に光と風を通す切り方です。
- 内側に向かって伸びている枝
- ほかの枝と交差してこすれている枝
- 勢いよく真上に飛び出した徒長枝(とちょうし=ほかより極端に長く伸びた枝)
- 株立ちの根元から出てくる細いひこばえ
- 枯れた枝、弱った枝
このあたりを付け根から抜くだけで、見た目はかなりすっきりします。
枝の本数が減ると、中まで日が入って残した枝の葉色も良くなりやすいんです。

時期ごとの剪定の違い
時期によって何が起きるかを表にまとめました。
| 剪定の時期 |
木の状態 |
実への影響 |
おすすめ度 |
| 2〜3月 |
新芽が動く前 |
前年の実は見終わり、今年の花芽の枝はまだ伸びていない |
適期 |
| 5〜7月 |
新しい枝が伸びて花が咲く時期 |
枝先を切るとその年の花と実を落としやすい |
避けたい |
| 9月 |
緑色の実がついている |
枝先を切ると色づく前の実を枝ごと失う |
実を楽しむなら避ける |
| 10〜12月 |
実が赤く色づく |
観賞期間を削ることになる |
枯れ枝の除去程度なら可 |
雄木で実を気にしないなら、時期の縛りは少しゆるくなります。
それでも真夏と真冬の強い剪定は木の負担になるので、やはり2〜3月が無難だと思います。
自分で切る前に知っておきたい失敗パターン
自分で剪定して失敗するケースで多いのが、「高さを下げたくて、てっぺんの太い幹を途中でぶつ切りにする」パターンです。
切り口のまわりから細い枝がたくさん出てきて、かえってごちゃごちゃした樹形になります。
しかもソヨゴは伸びが遅いので、整い直すまでに時間がかかる。
高さを抑えたい場合は、太い幹を途中で切るのではなく、背の高い幹を株元から抜いて低い幹に更新するほうが自然に仕上がります。
株立ちのソヨゴなら特にこの方法が合っています。
もうひとつ見落としやすいのが、枝が混み合ったことによるカイガラムシの発生です。
風通しが悪いと付きやすく、その排泄物から葉が黒くなる「すす病」につながることもあります。
葉の表面が黒っぽくすすけていたら、枝を透かすタイミングですね。

雄木か雌木か、見分けるには
いちばん確実なのは、秋に実がつくかどうかを見ることです。
花の時期に見る方法もあります。
雌木の花は長い柄の先に1つ咲くことが多く、雄木の花は数個まとまって咲くのが特徴。
ただ花はとても小さいので、慣れていないと判断しにくいかもしれません。
雌木でも、近くに雄木がないと実つきが悪くなるといわれています。
「雌木なのに実が少ない」という場合、剪定の時期だけでなく、この点が関係していることもあるんです。
川口市でソヨゴの剪定を業者に頼むときの費用と判断基準
私たちお庭の便利屋トムズでは、川口市を中心に戸田市、蕨市、草加市、さいたま市南区・緑区で庭木の剪定をしています。
料金は剪定1本3,000円〜で、見積りは無料です。
木の高さや枝の混み具合、作業のしやすさで金額が変わるため、現地を見てからお伝えしています。
切った枝葉は回収して持ち帰ります。
ただし、量が多い場合は運搬・処分料(3,000円〜/量に応じて)を別途申し受けます。
ソヨゴは常緑樹で葉の量が意外と多く、株立ちで何本も幹がある木だと枝葉がかさばりやすいです。
ほかの業者さんも含めて比較するときは、剪定料金だけでなく、枝葉の処分費が込みか別かを確認しておくと安心です。
見積りの総額が思っていたのと違う、という行き違いを防げます。
業者に頼んだほうがいいと私たちが考えるのは、次のような場合です。
- 脚立に乗らないと届かない高さがある
- 高さを下げたい、幹を更新したいなど、どの枝を抜くか判断が必要
- 雄木か雌木か分からず、実を残したい
- カイガラムシやすす病が出ている
反対に、背丈くらいの若い木で、枯れ枝やひこばえを数本抜くだけならご自分でも十分できます。
川口市のお庭でも、シンボルツリーとして植えたばかりのソヨゴならしばらくは軽い手入れで大丈夫なことが多いです。
よくある質問
Q. 9月に伸びすぎた枝だけ切ってもいいですか?
A. 実のついていない枝や、通路にはみ出して危ない枝を付け根から数本抜く程度なら問題ありません。
枝先を全体的に切りそろえると実を落とすので、本格的な剪定は2〜3月に回すのがおすすめです。
Q. 雄木を植えたのかもしれません。今から実をつけることはできますか?
A. 雄木は性質上、剪定の仕方を変えても実はつきません。
実を楽しみたい場合は、雌木を新たに植えることを検討することになります。
Q. ソヨゴの剪定は毎年必要ですか?
A. 成長が遅い木なので、毎年大きく切る必要はないことが多いです。
混み合った枝や枯れ枝を見て、必要な年に透かす程度で十分なケースがよくあります。
Q. 川口市以外でも依頼できますか?
A. 川口市のほか、戸田市、蕨市、草加市、さいたま市南区・緑区に対応しています。
見積りは無料です。
トムズの施工事例
川口市・ソヨゴの剪定
作業前
作業後
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