川口市の生垣、8月が「年内最後の刈り込みどき」です
レッドロビン(ベニカナメモチの園芸品種)の生垣を刈るタイミングについて、川口市のお客様からよく聞かれることがあります。「今年はもう暑いから、涼しくなってからでいいですか」——これ、本当に多いんです。
お気持ちはよくわかります。ただ、生垣の刈り込みには年内の締切のようなものがあって、涼しくなってからだと遅い。私たちが8月中の作業をおすすめしているのは、暑いうちに済ませたいからではなく、切ったあとに出てくる新芽の都合なんです。
今日は、なぜ8月が区切りになるのか、秋以降に刈ると何が起きるのか、そして業者に頼むときの費用の見方を、現場の感覚も交えてお話しします。

刈ってから新芽が固まるまで、およそ2か月かかります
レッドロビンは、刈り込むと切り口の下から赤い新芽を吹きます。あの赤さが名前の由来で、刈ったあとが一番きれいに見える樹種でもあります。
この新芽、出てくるまでが2〜3週間ほど。そこからさらに1〜2か月かけて、葉が厚く硬くなり、枝が木質化していきます。つまり刈ってから寒さに耐えられる状態になるまで、トータルでおよそ2か月。ここが全部の話の土台になります。
川口市あたりで初霜が降りるのは、例年11月の下旬から12月のはじめ。逆算してみてください。8月中に刈れば、9月には新芽が出そろって、10月から11月にかけてしっかり固まります。霜が来る頃には、もう寒さに負けない葉になっている。ぎりぎりですが、間に合うんです。
9月に入っても、上旬までなら地域や天候次第で判断できることはあります。ただ、余裕を持って作業するなら8月。これが私たちの結論です。
秋以降に刈ると、来春まで穴が残ります
では、10月に刈るとどうなるか。
切ったあと、レッドロビンは律儀に新芽を出します。11月頃、柔らかい赤い葉がぽつぽつと。ところがそこへ霜が降りると、その新芽が黒く縮れて傷んでしまう。柔らかいまま冬を迎えた葉は、寒さに耐える準備ができていないからです。
やっかいなのは、そのあとなんです。傷んだ芽を出した枝は、そのシーズンはもう動きません。次に芽が動くのは春——4月から5月まで待つことになります。その間、刈った面が虫食いのようにまばらな状態で残る。生垣の仕事は目隠しですから、冬から春にかけて透けてしまうのは、いちばん困るタイミングかもしれません。
先日も川口市内で、前年の11月に自分で刈り込まれたというお宅を拝見しました。刈り方自体は丁寧だったのに、道路側の面だけ葉が薄くなっていて。ご本人は「切りすぎたせいだ」と思われていたのですが、原因は切る量ではなく時期でした。こういうケース、意外と多いです。
時期ごとの違いを整理すると
| 刈り込み時期 |
新芽が冬までに固まるか |
冬の生垣の見た目 |
判断 |
| 5月〜6月 |
十分に固まる |
問題なし。ただし秋までにまた伸びる |
年1回目として最適 |
| 7月〜8月 |
固まる |
整った状態で越冬できる |
年内最後の刈り込みに最適 |
| 9月上旬 |
ぎりぎり間に合うことが多い |
年によっては新芽が傷む |
軽めなら可 |
| 10月以降 |
固まらない |
新芽が霜で傷み、春まで穴が残る |
面全体を刈るのは避けたい |
10月以降にどうしても気になる枝がある場合は、飛び出した徒長枝(とちょうし=勢いよく飛び出した枝)だけを付け根で抜く。面を刈らず、はみ出しだけを整える。この程度なら、生垣全体の状態を崩さずに済みます。

レッドロビンならではの、刈るときの注意点
時期の次は、切り方の話を少しだけ。
刈った葉を地面に残さない。レッドロビンで一番多いトラブルが、ごま色斑点病という病気です。葉に紫がかった褐色の斑点が出て、ひどくなると落葉して枝がスカスカになる。梅雨から夏の多湿で広がりやすく、落ちた病葉が翌年の感染源になります。刈り込みは風通しを作る意味でも予防になるのですが、刈り落とした葉を株元に敷き詰めてしまうと逆効果。私たちが作業のあと、必ず株元を掃くのはこのためです。
葉が残る範囲で切る。刈り込みすぎて、葉のない古い枝まで切り戻してしまうと、吹き返しが極端に遅くなります。緑の葉が数枚残る位置で止める。これを守るだけで、仕上がりの回復速度がまったく違います。
上を狭く、下を広く。断面を台形にするのがコツです。上が張り出していると下枝に光が届かず、数年かけて下からスカスカになっていく。「下の方だけ葉がない」というご相談の大半は、これが原因だと思います。
それから、ご自身でやる場合の失敗で多いのが、真夏の日中の作業。刈り込むと内側にあった葉が急に日にさらされて、葉焼けを起こすことがあります。作業するなら朝のうちか、夕方。長さ10m・高さ1.8mくらいの生垣で、慣れていない方だと片付けまで含めて半日仕事になると思ってください。
川口市で業者に頼む場合、費用はどう見ればいいか
生垣の料金は、庭木1本ずつの剪定とは考え方が違います。木の本数ではなく、長さ×高さ、あるいは作業時間で見るのが一般的です。
ここで正直にお伝えしておくと、生垣の費用は「1mいくら」と一律に言い切りにくいところがあります。同じ10mの生垣でも、条件で手間がまるで変わるからです。
- 高さ——脚立で届くか、足場や高所作業が必要か。1.5mと2.5mでは作業時間が倍近く変わることもあります
- 道路付け——トラックを横付けできるか、刈った枝葉を何十メートルも運ぶ必要があるか
- 枝葉の量——刈り込みで出るゴミは、想像よりかさばります。処分費が別計上か料金込みかで、総額の印象が変わります
- 前回からの経過——数年ぶりだと枝が太く、刈り込みバサミではなく別の道具が要ります
ですので、お見積りを取るときは金額の数字だけでなく、処分費が含まれているかを必ず確認してみてください。ここが後から加算される見積りと、最初から込みの見積りとでは、単純比較ができません。
私たちお庭の便利屋トムズでは、庭木の剪定は1本3,000円〜、生垣については現地を見せていただいたうえでお出ししています。見積りは無料ですし、その場でご依頼いただかなくても構いません。「うちの生垣、今年はもう遅いのかどうかだけ知りたい」——そういうご相談だけでも大丈夫です。

よくあるご質問
Q. 8月を過ぎてしまいました。今年はもう何もしない方がいいですか?
面全体を刈り込むのは避けた方が無難です。ただ、道路や隣地にはみ出した枝を付け根から抜く程度なら、時期を選びません。全体を整えるのは来年の5〜6月まで待って、それまでは飛び出しだけを処理する。この進め方をおすすめしています。
Q. レッドロビンは年に何回刈るのが普通ですか?
年2回が基本です。5〜6月に一度、7〜8月にもう一度。日当たりがよくて伸びの強い場所だと、間にもう1回入れて年3回になることもあります。伸ばしっぱなしにすると枝が太くなって、刈り込んだときの切り口が目立ちやすくなるので、こまめな方が結果的にきれいです。
Q. 刈り込んだあとに肥料をあげた方がいいですか?
秋は控えめにしてください。窒素分の多い肥料は新芽を促すので、これからの季節に効かせると、せっかく固まりかけた状態を巻き戻してしまいます。施すなら、休眠期の2月頃に寒肥として株元に入れるのが向いていると思います。
Q. 生垣の下の方だけ葉が薄くなってしまいました。戻りますか?
戻せることが多いですが、時間はかかります。まず上部を思い切って狭くして、下に光を入れる。そのうえで適期の刈り込みを続けると、2〜3シーズンかけて下枝が復活してきます。ただし完全に枯れ込んだ枝からは芽が出ないので、その場合は部分的な植え直しをご提案することもあります。
Q. 隣の家との境界にある生垣も頼めますか?
もちろん対応できます。川口市をはじめ戸田市、さいたま市南区・緑区、北区、板橋区、足立区あたりまで伺っています。境界に関わる作業は、事前にお隣へひと声かけておかれると当日がスムーズです。作業範囲について迷われる場合は、お見積りの際に一緒に確認させていただきます。
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