6月の川口市、雑草が1週間で景色を変える
梅雨に入ると、お庭の様子が一変します。先週きれいに見えていた地面が、気づけば足首の高さまで緑に覆われている。これ、大げさではないんです。気温25度前後、たっぷりの湿度、適度な日差し。雑草にとって6月は、1年でいちばん条件のそろった成長期だからです。
私たちは川口市を含む埼玉南部から東京北部にかけて草刈りや除草剤散布のご依頼を受けていますが、6月はお問い合わせが目に見えて増えます。お客様から聞かれるのが「先月刈ったばかりなのに、もう元通りなんだけど」という一言。本当に多いんですよ。

スギナやドクダミのように地下茎で増えるタイプは、地上部を刈っても根が残っていればすぐ復活します。根っこごと処理しないとまた生えてきます、というのが庭師の実感です。そして、この地下茎タイプにこそ除草剤が力を発揮します。
梅雨の除草剤散布は「雨との勝負」
除草剤には大きく2つのタイプがあります。
- 茎葉処理型(液体タイプ):葉や茎から薬剤を吸収させて根まで枯らすタイプ。いま生えている雑草に効きます
- 土壌処理型(粒剤タイプ):土の表面に成分の層を作り、これから生える雑草の発芽を抑えるタイプ
梅雨時期に問題になるのは、主に液体タイプのほうです。葉から吸収される前に雨で流れてしまうと、効果がガクッと落ちます。製品にもよりますが、散布後おおむね6時間は雨に当てたくないというのが目安。吸収の早い製品でも1時間は欲しいところです。
逆に、粒剤タイプは雨上がりの湿った土に撒くほうが成分が地面になじみやすい。つまり梅雨は、液体には不利で粒剤には有利な季節なんです。
では、6月の散布タイミングをどう判断するか。私たちが見ているのは降水確率そのものより「雨の切れ目の長さ」です。午前中に散布して夕方から雨、これなら液体タイプでも十分間に合います。一方、1日中ぐずついた予報の日は粒剤に切り替えるか、日程をずらします。この見極め、ご自身でやると意外と難しいんですよね。

草刈りと除草剤、併用がいちばん安く済む理由
「草刈りだけ」「除草剤だけ」よりも、組み合わせたほうが年間トータルでは安くなるケースが多い。これが現場で見てきた結論です。
ただし、順番が大事。よくあるのが、草刈りの直後に液体除草剤を撒いてしまうパターンです。液体タイプは葉から吸収させる薬剤なので、刈ったばかりで葉がほとんど残っていない状態では効きません。正しくは「液体で枯らしてから刈る」か「刈って新芽が伸びた頃に撒く」のどちらか。雑草の種類と時期で使い分けます。
費用の目安をまとめました。面積や雑草の状態、地域によって変わるため、あくまで一般的な参考価格としてご覧ください。
| 方法 |
費用相場の目安 |
効果の持続 |
向いているケース |
| 草刈りのみ |
1㎡あたり100〜300円程度 |
約1ヶ月(6月前後は2〜3週間で再繁茂も) |
今すぐ見た目を整えたい |
| 除草剤散布のみ |
1㎡あたり100〜500円程度+薬剤代 |
茎葉処理型は1〜2ヶ月、土壌処理型は3〜6ヶ月 |
背の低い雑草の処理・予防 |
| 草刈り+除草剤の併用 |
上記の合算(セット料金の業者もあり) |
組み合わせ次第で半年近く手間いらずも |
夏の再繁茂をまとめて防ぎたい |
たとえば50㎡ほどのお庭を6月から10月まで草刈りだけで維持すると、伸びの早い夏場は計3回前後の作業になることがあります。併用なら6月の1回でワンシーズン持つことも珍しくありません。作業回数が減る分、トータルでは併用のほうが安く収まる、という計算です。
自分で散布して失敗するケースと、業者選びのポイント
ご自身で除草剤を撒いて失敗するケースで多いのが、次の3つです。
- 散布した日の夜に雨が降り、効かないまま薬剤代だけかかった
- 大切な庭木の根元近くまで土壌処理型を撒いてしまい、木が弱った
- 早く効かせたくて規定より濃い倍率で薄めた(濃くしても効果は上がりません)
特に2つ目は要注意。土壌処理型の成分は雨で流れて低い場所に集まることがあり、植木やお隣の花壇の近くでは使い方を選びます。先日、川口市内のお客様のお庭で草刈り作業をした際も、前の年にご自身で撒かれた粒剤の影響と思われる範囲で、ツツジの一角だけ元気がなくなっていました。植栽まわりは、液体タイプをピンポイントで使うのが安全です。

業者選びでは、見積りが「一式◯円」ではなく面積や作業内容の内訳で出てくるか。刈った草の処分費が含まれているか。この2点を確認すると失敗が減ります。加えて川口市は住宅同士の距離が近いエリアも多いので、薬剤の飛散対策(風の強い日を避ける、ノズルを低く保つなど)をきちんと説明できる業者だと、なお安心だと思います。
よくあるご質問
Q1. 除草剤を撒いてから、どのくらいで枯れますか?
液体の茎葉処理型なら、早いもので2〜3日で葉が変色し始め、完全に枯れるまで1〜2週間が目安です。スギナなど地下茎の深い雑草は、枯れるまでさらに時間がかかることがあります。すぐに変化がなくても、慌てて撒き足さないでくださいね。
Q2. 散布した当日に雨が降ってしまったら?
散布から雨までの時間しだいです。数時間あいていれば吸収が進んでいる可能性がありますが、直後の本降りなら効果はかなり落ちます。1〜2週間様子を見て枯れが進まなければ再散布を検討してください。業者に依頼する場合は、雨で効かなかったときの再対応について事前に確認しておくと安心です。
Q3. 小さな子どもやペットがいても除草剤は使えますか?
家庭向けの製品は、用法を守れば使えるものが多いです。ただし散布後、薬剤が乾くまではお庭への立ち入りを控えるのが基本。どうしても薬剤を使いたくない場合は、草刈りと防草シートの組み合わせという選択肢もあります。
Q4. 6月を逃したら、次の散布チャンスはいつですか?
9月から10月の秋です。多年草の雑草は秋に根へ栄養を蓄えるため、このタイミングの茎葉処理型は薬剤が根まで届きやすいんです。6月と秋の年2回で管理できると、翌年の春がぐっと楽になりますよ。
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